みれっとファームの食品工房でつくる焼き菓子や天然酵母パンは、すべてに砂糖・バター・卵などを使っていません。

有機認定を受けたドライフルーツや米飴などで自然な甘味をつけ、塩田法の塩や玉締め圧搾法の菜種油など厳選した調味料を使って素材の持つ素朴な味を引き出しています。

元気なおやつたち

花子さんを長女に5人の兄弟、５人の従兄弟、２人のお友だちと
12種類の元気なおやつたちは、ドライフルーツ、穀物、野菜を
使って、自然な甘み、素朴なおいしさを引き出しました。
食べ出すとやめられないと、好評です。

ときどきイレギュラーな仲間が登場しますので、お楽しみに。

もっちりほっくりどっしりパン

天然酵母を使って焼いています。生地に油脂などを使わない主食
用のカンパーニュやブール、食パンはどっしりした食べ応えです。
また、いろいろな具を詰め込んだ蒸しパンも各種あります。軽く
焼いて食べるとおいしいですよ。

パイやタルト、その他の季節商品など

パイやタルトのフィリングも砂糖なし。生地は堅めで食べ
応えがあります。

その他にも、米飴でつくった粒あんもあります。
また季節ごとに玄米餅やパウンドケーキなど作っています。

＝製品についてのお知らせ＝

現在、休業前とほぼ同じ商品を製造していますが、「そばかりんと」「カップケーキ（あずき・かぼちゃ）」
「じゃむぱん」「あんぱん」はお休みしています。

蒸しパンは「りんご」が増えました。
天然酵母パンは「カンパーニュ（クルミレーズン）」と、「ブール （黒米入り）」が新たに仲間入りしました。

とてもおいしいです。どうぞご贔屓に。

　大麦とカシューナッツ 　　　クルミレーズン

＝営業再開しました!!＝

みれっとファームは、原発事故からの避難のために、一年3ヶ月の間、休業を余儀なくされていました。
この間に、探し続けた新天地に巡り会い、工房を造り、ようやく2012年の6月に営業再開して半年たちました。

パソコンの不具合で一年間このサイトが更新できず、たくさんの方にご心配をおかけしたことを心からお詫びいたします。

避難中のダメージは物理的にも精神的にもかなりのものでした。
営業再開してからも継続は無理かと思うこともありました。
実は、まだ足元はフラフラです。

でも、たくさんのお客さまがエールを送り続けてくださり、このエールに励まされて、また新天地で様々な方から力強い
支援をいただき、「営業再開」の一念でやってきました。

今こうして、新天地ではじめての農作業もそこそこに満足のいく収穫があり、なんとか無事にみれっとファームの年内の
営業を終えられたことに、感謝の気持ちで一杯です。

本心を言えば、ここまで来られたことが、まぐれ当たりのような気もするくらいです。

これからはより充実した営業と農作業ができるように、足元を固めながら進んでいきたいと思います。

2012年12月末日

　　
標高1000メートルの小六集落。

農協の空き倉庫を借りて、みれっとファームの工房に改修しました。
向こう側の赤い屋根が築30年の新居。

みれっとファームは、2011年3月12日に福島県から避難したため長期間休業
させて戴いています。
ただいま信州の新天地での再稼働に向けて奮闘中。皆さまには大変ご迷惑を
おかけしていますが、再開までもうしばらくお待ちください。

昨年の3月11日に起きた震災から10ヶ月近くがたちました。私たちは震災翌日、原発事故の影響を避けて水素爆発の
前に避難していましたが、冬に入ってようやく新天地を得ることができました。長野県八ヶ岳山麓の、南アルプスと
富士山を眺望できる広々としたところです。

ここは夏は涼しくて過ごしやすいところですが、盆地と言うこともあって12月の今の時点で朝の最低気温はｰ5℃以下に
下がっています。これから益々冷えていくことでしょう。初めての冬を如何に乗り越えるか
不安でもあり楽しみでもあり、、

新天地には工房になる建物が無いので建てなければならないのです。
12月中に着工しようと思っていましたが、様々な事情で今だ基礎も作れずにいます。
みれっとファームの再開までにはもう少し時間がかかりそうですが、芽吹きの始まる前までには仕事も生活も軌道に
乗せたいと思います。

震災前に、みれっとファームの食品を購入してくださった皆さま、良い材料を提供してくださった生産者の
皆さま、そして震災後 私たちの避難や移住を励まし支援してくださった皆さま。本当にありがとうござい
ました。2012年が皆さまにとって良い年になりますよう心からお祈りしています。

2011年12月末日